ドル円のチャートを見てみよう
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回はドル円(USDJPY)のチャートに水平ラインを引いて、価格の推移を見ていこうと思います。
今回はTradingViewを使用します。
こちらはドル円の日足のチャートになります。
TradingViewでみると1993年までさかのぼることができました。
この部分を見てみると、なんと価格が約75円~80円前後ととても円高になっています。
いまの価格が107円前後なのでその差は約30円ほどあると思うとすごいですよね。
今度は反対に円安の部分を見ていきましょう。
1998年ですが147円~148円を推移しました。なので最高値と最安値の差は約70円程あり、すごい幅があることがわかります。
このようにドル円は経済の動きともに価格が上がったり下がったりしていることがわかります。
だいたいで、縦線を引いてみましたが緑色と赤色の枠内で幅が違うのがわかると思います。
2016年でわけましたが、実際にこれより出来高が縮小していると推測されます。
さらに見てみると赤枠のさらに内側で幅が小さくなっているかと思います。
大体この開始時期が2017年の3月からになっています。
なぜこのようなことになっているのかと考えてみましょう。
あくまでも仮説ではありますが、この時期からビットコインが普及し始めました。
こちらはビットコインのチャートです。
3月から少しずつ価格が上がっていっています。
このように仮想通貨に注目が集まることで為替にも影響が出ていると考えられます。
仮想通貨の普及により、近年の為替相場の動きがすくなく、出来高も減少傾向にあると考えることができます。
今後も普及してくると思われる仮想通貨ですが、為替相場にどのような影響を与えてくるのか楽しみです。
実際に日足ベースでみると三角保ち合いの先端に推移しているように見えます。
個人的な意見ではありますが、今月中に大きく動いてくれるのではないかと予想します。
しかし方向性がまだ定まってないので、どちらに動くかは予測できませんが、動いてからしっかりと分析することをオススメします。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
FX用語を覚えよう
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回からFXの用語について覚えていこうということで、たくさんの用語を覚えていただければと思います。
今回紹介するのはEA(エキスパートアドバイザー)です。
・EA(エキスパートアドバイザー)
EAとはExpert Advisor(エキスパートアドバイザー)の略で、MT4での自動売買システムのことを言います。
このEAを元にMT4に導入すると自動的に売買を行ってくれるシステムを使用することができます。
一般的にこれらはシステムトレードと呼ばれています。
自動売買、システムトレードが必ずしもいいとは限りません。
その場の状況を判断して行う、裁量トレードに比べて、システム化されたものが動くだけなので、絶対はありません。
このEAには通貨が指定されていたり、相場の状況がレンジなのかトレンドなのかなど、判断し動いているものもあります。
それとは別に裁量トレードでは、自分の目で見て判断することで、避けれる場面なども出てきます。
しかし、感情がどうしてもはいってしますので、機械的に行うシステムトレードはメンタル的な部分でも管理はしやすいと言えます。
どうしても人間はマイナス方向、含み損を抱えていますと精神的に安定しなく、管理がおろそかになっています。
FXで大事なのは、資金管理で自分で決めた値で利確、損切がしっかりできるかによっても変わってきます。
この部分ができなくて資金を失ってしまうトレーダーがたくさんいるという話もあります。
EAの悪いところはどうしてもシステムというところでプログラムに不具合が生じても、自己責任であるということです。EAは無料で配布されていたり、売ってあったりします。しかし、それらによってパソコンなどに不具合が出た場合は、自己責任になってしまうということです。
投資という分野においては自己責任で行うものですが、そういった不測の事態もあるということも頭に入れておきましょう。
EAには見るべきポイントがいくつかあります。
EAがネットで販売や、配布されている場合にバックレポートというものが存在します。
それはEAを過去に稼働した場合にどのような結果が出たのかというのを表したものになります。
そのバックレポートのなかで、いくつかのポイントを紹介します。
・勝率
まずは勝率です。
そのEAが過去でどのくらいの勝率があったのかを指します。しかし、以前紹介したようにFXでは勝率が低くても利益を上げることができます。それはリスクリワードの考え方です。リスクリワードの考え方を紹介した記事がありますので、こちらを確認していただけると勝率に対しての考え方がわかると思います。
naminori-trader.hatenablog.com
・PF(プロフィットファクター)
これは利益率のことを指します。この数値が高いほどいいEAであるといえます。1未満であれば利益が出ないということになるので1以上あるものがいいでしょう。
・最大ドローダウン
資金がなくなることをドローダウンといいますが、それがどのくらいの確率でなるかを表しています。これは低ければ低いほどいいです。
基本的にはこれらをまずはみるといいでしょう。
このようにEAにはメリット、デメリットがあるので自分にあう方法を見つけてみるのもいいかもしれません。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
株式投資の用語 ~Part4~
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回も株式投資の用語編として「ストップ高・ストップ安」について紹介したいと思います。
・ストップ高、ストップ安
ストップ高とは前日の終値に対して値幅制限まで株価が上がることを指します。対してストップ安とは前日の終値に対して値幅制限まで株価が下がることを指します。
なぜこれらがあるかと言うと、サーキットブレーカーのようなものでもあり、急な株価の変動に混乱を招かないためにあります。
実際の値幅制限表がこちらになります。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
株式投資の用語 ~Part3~
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回も株式投資の用語編として、「サーキットブレーカー」について書きたいと思います。
・サーキットブレーカー
株式の市場で、株価が短期的に大きく変動してしまった際に、株式取引をストップする制度のことを言います。
取引を停止させているの間に投資家たち落ち着かせ、株式市場を正常に戻す取り組みをおこなっています。
最近で言うと2016年のEU離脱問題の離脱派が国民投票で勝利した際に日経平均株価が急落した際に大阪取引所でサーキットブレーカーが発生しました。
なぜサーキットブレーカーなどの制度があるのかなど見ていきましょう。
そもそもサーキットブレーカーがどのようにしてい生まれたのかと言うと、1987年に起きたアメリカのブラックマンデーがきっかけになります。
1987年の10月19日月曜日にニューヨーク株式市場が大暴落しました。この日NYダウが508ドルの下落を見せました。
NYダウについては以前書かせていただきましたので、こちらから確認ください。
naminori-trader.hatenablog.com
このニューヨーク市場の大暴落は世界的に影響を与え日本にも株安に陥りました。
アメリカという大きな市場がドル安になることに危機感があった各国は1987年の2月22日にG7を開催しました。
そこでドルの下落を止めて、為替レートを安定させるという目的を取りました。しかし西ドイツがアメリカの反対を押し切って、9月にインフレ対策で金利の引き上げを選びました。
それによりこのブラックマンデーが起きた要因になります。
他にもアメリカの失業率や、財政赤字や 貿易赤字などインフレの懸念材料があったことが原因とされています。
これを参考に過剰な取引があった際には取引所の抑制が必要と判断され、サーキットブレーカーが導入されました。そして1994年には東京証券取引所の先物市場で導入されることになります。
日本では先物価格が一定値を超えて大幅に変動した際に売買が10分間停止になるようになっています。
過去には2001年9月のアメリカの同時多発テロや2008年9月のリーマンショックや2011年の東日本大震災などで発動されています。
このサーキットブレーカーには発動されるための基準があります。
今回はニューヨーク証券取引所を例としてみていきます。
具体的にレベルごとにわかれており、1から3まであります。
・レベル1=NYダウが前日より10%の下落を見せた場合、最大1時間停止
・レベル2=レベル1後の再開後も下落が止まらず、10%さらに下落した場合、最大2時間停止
・レベル3=レベル2後の再開後も下落が止まらず、合計30%の下落した場合、その日の売買が終了
このようにレベル3までいくように落ち着かせようとしても下落する場合では何度でも下落するということになり、打ち切りになってしまします。
他にも韓国や中国でもサーキットブレーカーは導入されています。
今後もこのように気になった言葉などを書きたいと思います。
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株式投資の用語 ~Part2~
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回は第2弾として株式投資の用語について書きたいと思います。
今回は「ETF」についてです。
・ETFとは
Exchange Traded Fund の略で、日本語では上場投資信託といいます。
ETFは日経平均株価やNYダウの指数に連想して運用されている投資信託の種類に該当されます。
ETFは連動ということで複数の銘柄で構成されており、対象も複数の銘柄になります。1銘柄に投資することで分散投資になるということです。このETFは上場しているので株式と同様に取引が可能になります。
株式投資というわけでもなく、投資信託でもなく、どちらの特徴を兼ね備えたものといえるでしょう。
では実際にどのような違いがあるのか見ていきましょう。
株式投資は自分で株式の銘柄を選択しますが、ETFは投資信託なので、投資家より資金を集めて、運用のプロであるファンドマネージャーに託し、運用します。
ETFは証券会社が発行しているもので、一般的な投資信託は銀行か証券会社です。また投資信託では非上場のものを扱うことがありますが、基本的にETFは上場しているものになります。さらにETFは株式投資と同様に信用取引が可能です。
一般的な投資信託ではそれができません。
他にも配当金なのか、分配金なのかや保有期間など株式投資と投資信託の間に近いような存在でもあります。
ではETFにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
第一に少額でも始めることができ、少額で分散投資できるということです。
分散投資にすることでリスクを軽減することが可能になります。さらに選択肢がたくさんあり、日本株だけでなく、外国株や国債など様々あります。
次に市場で売買がいつでも可能である。
これはETFは株式投資と同様なので、市場をみながら取引が可能です。
あとは投資信託であるが、保有期間中の運用管理費が安いということが挙げられます。
ではデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
一番は価格差です。
ETFは上場株であり、投資信託でもあることから市場の価格と投資信託での基準価格がありその差が発生する可能性があります。
次に自動化ができないことです。例えば分配金が自動で再投資するような仕組みはなく、自分自身で行わないといけません。他にも自動的な積立投資ができません。
このデメリットの価格差はリスクにもなります。
リスクとしてはこの価格差のリスクと、上場廃止になるリスクなどがあげられます。
たくさんの種類があるETFなので、ご自身であうものがあればやってみるもの面白いかもしれません。
上場投資信託というだけにこれからの注目も出てきそうです。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
株式投資の用語を覚えよう
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回は株式投資でのよく聞く用語などを書きたいと思います。
以前少しだけ用語などを紹介しましたが、覚えてますでしょうか?
分析をするさいに書いてあることもおおい、PERやPBR、ROEなどを紹介したり、インジケーターなどを紹介してきました。
インジケーターなどについてはFXなどでも使用しますので、随時紹介していければと思います。
以前のPERなどの記事についてはこちらからどうぞ。
naminori-trader.hatenablog.com
それでは、他の用語などを紹介したいと思います。
まずは「IPO」からいきたいと思います。
・IPO
Initial Public Offeringの略で日本語では新規株式公開と言います。
これにより新規で上場予定の株式を購入することが可能になります。
一般的な株式投資はすでに上場している株式の銘柄を選び購入しますが、IPOにより上場予定や準備を行っている企業の株式を購入することができます。
上場によりこれからの期待や知名度アップなどが図られ、企業側としては資金調達ということがあります。
しかし誰しもがIPOで購入できるわけではなく、抽選方式によって決定されます。なのですべての人が購入できるとは限りません。
IPOは各証券会社に振分けがされるため、それより当選する確率が変わってくるという特徴もあります。なので、IPOP株の取り扱い実績なども注目して証券会社を選ぶといいかもしれません。
IPO株がいいところは購入する際に手数料が無料であることです。なので、通常とは違い売り買いで手数料が発生しません。
他にも公開直後より株価が高くなる可能性があります。理由としては抽選に外れた人らが上場してから購入しようと考えている場合があるからです。
ですが、悪い部分もあります。
それはまずは抽選方式であることでしょう。必ず買えるわけではないということは決していい部分とは言い切れません。
他にもIPO株が予定以上に注目されないことです。上場前は注目されていたが、実際に上場した後、着目されず出来高が減少する可能性もあります。
この場合は公募割れというものになり、出資側の負担、含み損になります。
この公募割れというものは公開した価格に対し、初期値が下回っていることを言います。
このようにIPOが必ずしもいいというわけではないことは分かったと思います。
やはりいい部分は上場してから、値段が公開価格を上回るといったことが多くあります。流れとしては抽選に当たり、初値で購入し、上場した際に公開価格で利確してもいいかもしれません。
しかしそれは必ずではないので、絶対儲かるというわけではないことを頭に入れておきましょう。
また他の用語などを紹介していきたいと思います。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
ビットコインの価格推移を見てみよう
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回はTradingviewを使って、ビットコインの価格推移を見ていきたいと思います。
日足でビットコインのチャートを表示しています。
このようにチャートで価格がどのように推移しているのかを過去から分析することは非常に大切です。
ではこれからわかることを見ていきます。
まずは2017年の7月28日までです。
このときビットコインはまだまだ未知数なもので価格も安い状態でした。
なんとこの緑で囲った部分の最安値は約400ドルでした。
現在が9500ドルぐらいと考えると相当安いことがわかります。
また最高値が約3000ドルとこれも現在に比べると非常に安い時期ですね。
では1枚目のほうで引いている水平ラインを見てみましょう。
この水平ラインは約3000ドルのラインです。
一度上にブレイクした後に一度下落し、反発しているのがわかります。
そして、わかりにくいですが、2018年12月に再度その水平ラインに到達し、反発していることがわかります。
このように少なからず意識されているラインというものは存在します。
その後は価格が上昇し、最高地点でもある19666ドルまで到達します。
その上昇幅は約1か月で約15000ドルという上昇を見せています。しかしその後、約2か月で同地点でもある黄色のラインまで戻ってきます。
この期間の上昇と下落の幅はすさまじいですね。
この期間で億り人が出たり、逆に話題になった頂点近くで購入した人など、プラスマイナスがわかれたシーンでもあるように思えます。
その後は上値切り下げでどんどん価格が下落していきます。
しかしこの黄色のラインが意識され手織り、なかなか下へブレイクしません。
約8か月ほどかけてついに下へブレイクします。
その後は価格が全く動かず、約1500ドルの幅で半年間もの間、レンジを形成します。
それが水色で囲った部分になります。
この黄色の水平ラインはサポートラインからレジスタンスラインへと変わります。
それがこの場面です。
右の赤枠では、もみ合い意識されているのがわかります。
このようにチャートでもラインを引いてみたりすると特徴があったりして面白いので、ぜひチャートをみて特徴を探してみてください。
TradingViewをまだ使用してない方はこちらで説明もしてますので、よかったら参考にしてみてください。
naminori-trader.hatenablog.com
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
リスクリワードを理解しよう
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回はタイトルの「リスクリワード」について書きたいと思います。
リスクリワードはFXなどで取引をする際に非常に重要になります。
まずリスクリワードとはなにかと言うと、利確と損切りの幅のことを言います。
リスクリワードはリスクリワード比や、リスクリワードレシオなど書いてあるところによって違います。
リスクリワードの例を挙げますと、利益が1万円で、損失が1万円とします。この場合はリスクリワードは1:1となります。利益が2万円で、損失が1万円であれば1:2になります。
まずはリスクリワードの計算方法を見ていきます。
リスクリワード=勝ちの平均利益 / 負けの平均損失
これにより算出される値が1を基準に大きいか、小さいかが重要です。1を超えてたかいければ負けの損失よりも価値の利益が大きいことを表しています。
FXにおける利益の算出はこのリスクリワードと勝率が関わってきます。
リスクリワードの考え方で、重要なのが勝率になります。このリスクリワードが低い場合でも勝率が高いければ利益が出ます。逆にリスクリワードが高いと勝率が低くても利益が出るということになります。
この勝率と損益比率を表で表したものがあります。
こちらの表をもとに計算してみましょう。
これでみるとリスクリワードが1.5であれば、勝率が40%以上であれば、利益が出るといううことになります。 リスクリワードが0.5であれば勝率が67%以上なければならないということにもなります。
なので、利確と損切のポイントを自分自身の中で明確にすることで、リスクリワードが算出されるので、勝率をあげるよりも重要だと思います。
自分がFXで買い注文や売り注文を入れる際に、このリスクリワードを算出すると明確に利益値や損切値がわかります。
特に投資では資金管理が重要です。自分の資金に対して50%の掛金をしていると2回負けたら終わりですよね。なので、自分の資金に見合った掛金で取引をすることをおすすめします。
このリスクリワードの考え方は資金管理にもつながりますので、一度計算してみましょう。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
エリオット波動とは
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回はタイトルの「エリオット波動」について紹介します。
エリオット波動とは5つの上昇の波と3つの下落の波から構成される波動と定義されています。
参考画像になります。
ここでの5つ上昇の波と3つの下落の波を探してみましょう。
あくまで例ですが、このような形になります。
しかし、エリオット波動には原則があります。
その原則が3つあり、1つ目は波動③が1,3,5の波動の上昇で一番短くならない。
2つ目が、波動2が波動1のスタート地点を下回らない。3つ目が、波動4が波動1の高値を割り込まない。これが原則にはなっています。
また波動といっても、何種類かあり、アルファベットで表すことがあります。
チャートで確認してみましょう。
こちらはアルファベットで表すとIになり、I波動と言われることがあります。
続いて、V波動になります。
I波動が続くような感じになります。上下に動くことでVのような形を作るということでV波動になります。
こちらはP波になります。右に縮小していくのが特徴で右に三角を作ることから、三角保ち合いと呼ばれることもあります。
これはN波動といいます。上下に動いているもので上昇したら下落するといったような動きになります。
このようにチャートにはパターンが数多くあります。
しかし、それが確実にそうなるわけではないので、注意が必要です。
パターンでこの場面はこのようになる可能性が高いという程度で頭に入れておくぐらいがいいでしょう。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。
ダウ理論とは
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回はタイトルのダウ理論について紹介したいと思います。
まずダウ理論とはチャールズ・ダウさんが提示している相場の理論になります。
ダウ理論にはそれを構築する6つの基礎原則があるとされています。
その6つの基礎原則から紹介します。
1.平均はすべての事象を織り込む
それはチャートがすべて表しているということで、チャートを見ろということらしいです。平均とは価格や、株価などのことでこれらは経済状況や通貨の売買などで動きます。毎日毎時、変動するのはこれらが価格に影響しているからだと言えます。
なのですべての動きに反映するということで価格がすべてということになっています。
まとめるとチャートでの分析が投資では重要であるということです。
2.トレンドには3種類ある
相場ではトレンドが3種類あるとされており、主要トレンド、2次トレンド、小トレンドと言われています。
トレンドとは相場での買い売りのどちらかが強い状態のことで、それの大きな流れが主要トレンドになります。
その主要トレンドの中の逆の動きをしている部分を2次トレンドといいます。
基本的には上昇であれば、その中に下降する場面もあり、その期間が3分の1などの動きを見せると2次トレンドと言えます。
小トレンドはその中のさらに小さいもので小トレンドを繰り返して主要トレンドとなっていきます。
3.主要トレンドは3段階からなる
上記の2番から角度を見て、さらに3段階に分けられます。
先行期、追髄期、利食い期になります。
先行期は先行投資家が開き集める段階で、追髄期はプロの投資家が参入してくる段階、利食い型は一般投資家が参入してくる段階になります。
先行期は価格が低い時に狙っている投資家で買いが集まることにより価格は上昇していきます。
追髄期は価格が上昇してきた段階でプロなどの投資家が気づき、参入してきます。それにより価格の上昇がさらに加速します。
利食い期は世間的に価格が上昇したことが注目されるため、ここで一般の投資家も参入してきます。しかしここで価格の下落もみられるので、そのタイミングをみて利食いする投資家が出てきます。
4.平均は相互に確認されなければならない
これは工業株、鉄道株などの2つがトレンド発生しているならば、この2つにはトレンドが確認されるはずという考え方です。
ややFXには難しい考え方ですが、相関のある通貨ペアを確認するのに近く、USDJPYであれば、日経平均を確認したりするといったようなことです。
どちらかというと株式のほうが考えやすいかもしれません。
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
本格的なトレンドが発生する場合は、出来高も多くなるといった考え方です。これを元に出来高がない時にはトレンドも、重要なトレンドではないといったことを指しています。株式において銘柄を選ぶのに出来高は重要視されますが、FXであればTICKの更新回数や、通貨ペアの動きなどを見て判断します。
特に株式ではトレンドをつかむような取引をする際にはその銘柄の出来高に注目しておくことが重要になります。
6.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する。
上昇トレンドでは下値を切り上げて更新しているもので上下に幅のあるようなトレンドが続くと継続されるとトレンド発生を定義しています。
相場は上がったら下がるなどの動きをします。上下を繰り返して動いていくということをイメージしておきましょう。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。