トレーリングストップとは ~Part1~
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
今回はトレーリングストップについて書きたいと思います。
まずFXなど投資をする上で100%勝てるのが一番ではありますが、絶対勝てる投資など存在しないということを頭に入れておいてください。
そのような投資があればみんなしていますし、みんながみんな億万長者ですよね。
しかし、FXなど投資をする上では勝つときもあれば、負けるときもあると思うので、小さく負けて、大きく勝つということが一番の理想の形であるということになります。これを損小利大ということがあります。
以前お話した、FXなどの投資でのリスクリワードの話をおぼえていますか?
覚えていない方やリスクリワードのことを知らない方は前回の記事をみることをお勧めします。
naminori-trader.hatenablog.com
リスクリワード1:1であれば勝率が50%以上あれば、利益がでることになりました。
仮に1:2の場合は33%以上でしたが、1:2にしている場合で勝率が50%であれば利益が大きく出ることになります。
この勝率が一定でリスクリワード比がい大きくなれば、利益も出ます。なのでマイナスをいかに小さくして、プラスを大きくとれるかということが大事になってきます。
しかし、市場などでうまくいくことはなかなかありませんし、すべてがうまくハマるとは限りません。
なので、このトレーリングストップを利用し限りなく、損小利大を目指そうということです。
長くなりましたが、トレーリングストップについて説明します。
まず取引する際に利確のポイントと損切のポイントを決めると思います。
例としてチャートで表示します。
例ですが、青色のライン及び黄色の縦線でロングでポジションをもったとします。
そして利確、損切を30pipsをともにと設定します。
そのラインが赤色になります。
しかし、その後ロングのポジションを持ったと上昇しすぐに利確されてしまいます。ですがそのまま保有していたら利益を伸ばす形ができています。
このような場合に利益を最大限に伸ばすのがトレーリングストップです。
利益が〇pips以上でていれば、損切のポイントを〇pipsあげるなどpipsでトレーリングストップをかけることができます。
別の画像で見ていきます。
今回は赤色のラインを利確、損切のポイントを50pipsとしています。そしてトレーリングストップの値を30pipsにしましした。オレンジの部分がトレーリングストップのラインになります。
少しアップにします。
通常であれば赤色のラインで利確されてしまします。しかし青色の部分で30pipsの利益が出ているので、損切のラインを上に引き上げます。
実際はトレーリングストップを利用する際は利確ポイントは少し頭から外れてしまいます。
線が多くなってしまいましたが数字の順番にトレーリングストップのラインと損切のラインを表示しています。
線が太くなり、番号が増えていくにつてトレーリングストップのラインと損切のラインが上昇していっているのがわかるでしょうか?
このように30pips利益がでれば30pipsあげるという設定であれば、上昇した際に利益を大きく伸ばすことができます。5番のラインまで到達したときがトレーリングストップのラインが30pips利益を上げた時であったので、損切のラインも5番まで引き上げられました。
そして上昇が終わり、価格が下がってきて青色の枠のポイントで利確されたという状態です。
トレーリングストップはうまく利用すれば利益を最大限に伸ばすことが可能になります。うまく付き合うことで損小利大というFXなど投資でよい結果をもたらすということに繋がりそうです。
しかし、このトレーリングストップにはデメリットも存在することを理解しておかなければいけません。それは次回に説明することにします。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。