不動産投資とはどんなものがあるのか?
こんにちは!
波乗りトレーダーです。
投資の種類の中で今回は
「不動産投資」について詳しく仕組みや始めるにあたってのポイントやメリット、デメリット、注意する点などを知っていただけたらと思います。
・不動産投資とは
具体的には不動産を購入し、それを貸し出すことでその家賃を利益として得るものです。
自分自身が直接物件を保有する場合と投資信託のように決められたものへ投資する方法があります。
投資信託とは何かという方はこちらを参考にしてみてください。
naminori-trader.hatenablog.com
また大きくわけると「ワンルーム買い」と「一棟買い」の2つに分けられます。
・ワンルーム買い
ワンルーム買いは購入の価格は一棟買いに比べ安くはなります。
ただしワンルーム買いの場合保有する物件が一戸だけになりますので、仮に空室になってしまうと収入がなくなってしまいます。
その点では空室のリスクはワンルーム買いのほうが大きいと言えます。
またマンションの部屋を部屋単位で購入するものもあり
ワンルーム買いに近いもので区分買いと言われることもあります。
・一棟買い
一棟買いは、購入する物件の規模にもよりますが、マンションを一棟となると
実際の金額は大きくなるものが多いです。新築であれば億単位になる可能性もあります。
借入で資金をカバーすることは可能ではありますが、もしも空室が多数でてしまえば
負担額がそれだけ大きいものになります。
ワンルーム買いに比べ何戸も保有する形なので、もし空室が出ても少しの数であれば影響は少なくなります。
現在は資金がなくとも、ローンを使用し始めることも可能です。
その場合は空室の状況で負担額が変わる可能性もあることを頭に入れておきましょう。
不動産投資では家賃収入を得るものと認識されている方もいらっしゃると思いますが
実際にはキャピタルゲイン投資もあり、購入時の価格よりも値段があった時に売却する方法もあります。
以前まではキャピタルゲイン投資目的の不動産投資は多くありましたが
景気がいい時などに見られ、現在は家賃収入が多い状況です。
価格が安い時期に不動産を購入し、家賃収入を得てしばらくして
売却し利益を売るという形があります。
今まで紹介してきた不動産投資は
・一戸建てを所有する戸建て投資
・マンションの一部を部屋単位で保有する区分投資
・一棟まるまる所有する一棟投資
この3つに分かれることは理解できましたでしょうか?
それではこの3つのメリット、デメリットを説明します。
・一戸建てを所有する戸建て投資
【メリット】
投資家自身が土地を所有しているものの、アパートなどの土地を一棟建てることができない土地である時に向いており、その分物件数も少ないです。
なので比べる相手や競争相手が少なくです。
さらに土地を同時に所有するので、資産価値の維持に繋がります。
【デメリット】
実際に建設するさいに建設会社を選ぶところから打合せなど、所有に至るまでに時間がかかる。
区分所有に比べ、維持管理費用が高い。
アパートなどに比べると、比較的需要が少ない。
・マンションの一部を部屋単位で保有する区分投資
【メリット】
物件が多数あり、比較する材料が多い。
低額から高額まで価格の幅が広い。
【デメリット】
空室による収入減可能性がある。
修繕積立金を毎月払う必要がある
一棟所有ではないのでリフォームや建替など管理を自身で出来ない。
・一棟まるまる所有する一棟投資
【メリット】
複数の部屋がるため、利回りを期待でき、収益が全くない状況になる可能性は少ない。
自分自身で管理などを決めることができ、修繕の積立や実施を行うことが可能である。
土地を所有するので資産価値が高くなる。
【デメリット】
実際に建設するさいに建設会社を選ぶところから打合せなど、所有に至るまでに時間がかかる。
自分自身で管理するので手間がかかる
→管理会社などに委託することでその手間を抑えることも可能だがその分手数料がかかる。
以上が不動産投資の代表的なものではないでしょうか?
実は不動産投資には他にもあり
民泊を所有する投資や駐車場所有の投資も不動産投資に入るとされています。
あとは一番初めに書いた不動産の投資信託もあります。
不動産投資には全体を通してメリット、デメリットがあります。
節税効果や相続対策、生命保険などに活用できるメリットがあるのに対し
固定コスト(管理費、修繕費)がかかったり、不動産価値の減少や天災、金利上昇のリスクなどもデメリットも挙げられます。
以上が不動産投資を始める際に抑えておくポイントになります。
メリット、デメリットを理解し、より良い投資ライフになればと思います。
投資が不動産投資だけではないので、自分にあったものを見つけることが一番だと思います。
これから他の種類についても投稿していきたいと思います。
※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。