レバレッジとは?

こんにちは!

波乗りトレーダーです。

 

今回はFXにおけるレバレッジについて書きたいと思います。

 

以前、FXのポイントやメリット、デメリットのところでレバレッジについては少しお話しましたが、もう少し深く書きたいと思います。

前回の記事はこちらです。

naminori-trader.hatenablog.com

 

レバレッジ

レバレッジとは入金している証拠金の数倍の資金でFXの取引が可能になるものです。

よくテコの原理に例えられます。このレバレッジを使えば、最大25倍の証拠金として扱うことができます。

この25倍という数字はよく証券会社で設けられている数字でもあり、それよりも低いところや高いところもあるので、一概に最大が25倍であるということは言えません。

レバレッジは効率を高めるものであるとされており、少ない証拠金で多額の取引ができるのでリターンもその分大きくなりますが、逆を言えば、リスクも大きくなります。

 

では最大25倍であるとどのくらいの取引ができるのか見ていきます。

 

一般的なFXの取引単位は1万通貨とされています。

米ドルと円の関係でみると1ドルが100円とすると100万円になります。

なので、取引をする際には100万円が必要ということになりますが、レバレッジを使用すると100万円が必要ではなくなります。25倍のレバレッジを使用するので、100万円の25分の1で取引が可能になり、4万円で取引が可能ということになります。

 

証券会社で証拠金率というものがあり例として4%として見てみると100万円の4%なので4万円が必ず必要ということになります。なので例えば4万円で取引をした場合にそれを下回ると強制ロスカットされてしまいます。

 

ロスカットとはなにかというと、保有しているポジションが決済前で損失である状態かつその含み損が一定の水準を超えた場合にポジションを強制的に自動決済される仕組みです。

 

この証拠金率が4%というのは証券会社や、レバレッジの倍率によっても変動します。

ですが、ギリギリの取引をするのではなく余裕持った資金で取引することをお勧めします。

 

実際に例を挙げて確認してみましょう。

 

レバレッジ25倍で10万円用意したとします。※1ドル=100円の場合

250万円までの証拠金として取引が可能で、25000ドル(日本円で250万円)を買い建てします。

1ドルが仮に101円になった場合は日本円で2,525,000円になります。

 

これでレバレッジ25倍での証拠金が250万円だったので、これを差し引くと25000円が利益になります。

 

上記をレバレッジ10倍として計算すると、100万円までの証拠金になり、10000ドルが買い建て可能です。これで1ドルが101円になると日本円で101万円になり、1万円の利益になります。

 

このように同じ資金でもレバレッジの倍率で価格変動が同じでも利益が違ってくることがわかります。

 

ですが、逆に1ドルが99円になった場合はレバレッジ25倍であると25000円の損失、レバレッジ10倍であれば1万円の損失になるのでハイリスクハイリターンになります。

 

株式投資にも信用取引があるように、低資金から始めることも可能ですが、資金管理とリスクリターンをしっかりと考えて行うことをお勧めします。

 

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。